平成29年7月14日(金)　巡視船「えさん」と函館航空基地所属のヘリコプターによる、救助訓練等を実施しました。
本訓練は、海水浴シーズン到来による水難事故を想定した救助訓練であり、石狩湾内での救難即応体制の更なる強化のため、洋上での巡視船へ、ヘリコプターを離着船させる訓練をおこないました。
　　

巡視船えさん

巡視船えさんに接近する函館航空基地所属ヘリコプターMH913「くまたか」

平成28年10月、ヘリコプターが離着船できる甲板を備えた「えさん」が就役した後、ヘリコプターと連携した各種訓練を実施してまいりましたが、このたび、夏季に多発する石狩湾港周辺の海水浴場での海浜事故に備えて、ヘリコプターの船上での前進待機を目指し、本訓練を実施しました。 　訓練は、報道関係者にも公開し、テレビ、新聞で広く報じられました。

機動救難士の降下と吊上げの模様とそれを取材するテレビ局カメラマン

ヘリコプターの着船に先立ち、船上からの吊上げ救助訓練が実施されました。 　オレンジ色の服を着た機動救難士が２名、えさんの船上に降下し、再び吊上げられて、機内に戻っていきます。 　これは、洋上で船舶から怪我人や病気の人を吊上げ救助するための基本的な訓練です。

えさんに着船するヘリコプター

ヘリコプーターはえさんの後方からゆっくりと近づき、着船します。 　甲板を取り囲んでいたネットが倒されて、水平になっています。

着船後、取材を受けるヘリコプターと搭乗員

離船準備

えさんから離船するヘリコプター

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